音大受験やコンクールでは、数百人の中から選抜されるために、基礎的な演奏技術はもちろん豊かな表現力が必要です。 個性や音楽的センスと演奏技術は常に表裏一体であるため、基本的な技術の訓練を重視します。
生徒さんの体格や無意識の癖に応じて、アウアー、カールフレッシュ、ガラミアン、メニューインなどのヴァイオリン奏法から、一人ひとりに合った練習法を選び、同時にアレクサンダー・テクニークも使って本番での過剰な緊張を取る方法や、効果的な姿勢や呼吸法についても指導します。
また、音を楽しむことも目標の一つです。 受験曲の時代背景や、一音一音が表現していること、作曲家の性格などを理解することで、親しみや興味を持つことができ、長い時間集中して練習できるようになります。 人に感動を伝えるために、生徒さんの内面を楽しさで満たすお手伝いをさせていただきます。